あなたは、味の素とハイミーと、いの一番の違いって知ってましたか?

あと、お料理によって上手に使い分けできたら、嬉しいですよね。

私、かけらは天然ボケなので、今日までまったく知らなかったので、ビックリしてしまいました!

だって、うま味調味料って、日本人が発見した、新しい味だったからなのです。

そこで今回は、味の素の紹介と、ハイミーといの一番の違いや、お料理によって上手に使い分けする方法と、味の素で水はおいしくなるのか?の動画などについて分かりやすく解説します。

味の素とは?



これは、うま味調味料の歴史と、私、かけらとの思い出の、大きく2つに分かれますので、それぞれについて分かりやすく解説します。

紹介その1:うま味調味料の歴史とは?

うま味調味料の歴史は、意外と新しく、1908年(明治41年)に、東京大学の教授だった、池田菊苗さんによって、グルタミン酸が発見されました。

また、同年、このグルタミン酸ナトリウムの製造法の特許を取った、池田菊苗さんは、すでに製薬会社で起業していた、鈴木三郎助さんと契約を結びました。

こうして、翌年1909年5月20日には、世界初のうま味調味料である「味の素」が発売されました。

・・・というわけで、日本人が食べる和食には、だしが欠かせないので、うま味の味は、発見しやすかったんですね!

紹介その2:私と味の素との思い出!

私、かけらの中での、味の素の記憶は、案外新しく、あれは忘れもしない、2017年の夏の出来事でした。

私のパートナーは、食通ではありませんが、いつも、

「俺が好きな食べ物は、美味しいもので、嫌いな食べ物は、まずいもの!」

と、豪語してるんです。

そんな、パートナーには、マイブームがあって、その頃は、なぜか、

「ひのなの漬物」

を、欠かさず買って、おつまみにしていたんです。

なので私が、

「ひのなって、そんなに美味しいの?」

って訊くと、

「ああ、かぶのぬか漬けに味が似ているからな、昔おふくろが、こうしてご飯の上にかぶのぬか漬けを、小さく切って混ぜて食べさせてくれたんだ」

と言って、お茶碗半分くらいのご飯に、ひのなの漬物を乗せて、お醤油チョンチョンと、味の素をパパッとふって、混ぜてくれたんです。

すると、あまりにも美味しかったので、ビックリしてしまいました!

・・・というわけで、味の素には、昆布のうま味が凝縮しているので、お漬物を何倍も美味しくしてくれるんですね!

味の素とハイミーといの一番の違いとは?

これは、以下のように大きく4つの違いに分けられますので、それぞれについて分かりやすく解説します。

違いその1:成分の含有量が違う!

【味の素】

・グルタミン酸ナトリウム:97.5パーセント

・イノシン酸ナトリウム:1.25パーセント

・グアニン酸ナトリウム:1.25パーセント

【ハイミー】

・グルタミン酸ナトリウム:92パーセント

・イノシン酸ナトリウム:4パーセント

・グアニン酸ナトリウム:4パーセント

【いの一番】

・グルタミン酸ナトリウム:92パーセント

・リボヌクレオチドナトリウム:8パーセント

※ちなみに、グルタミン酸ナトリウムとは、昆布のうま味成分です。

また、リボヌクレオチドナトリウムとは、鰹や豚肉のうまみ成分である、イノシン酸ナトリウムと、シイタケのうまみ成分である、グアニル酸ナトリウムが混ざった総称です。

・・・というわけで、成分の含有量が違うからこそ、それぞれに違う、うま味調味料として共存できるんですね!

違いその2:味が違う!

これは、ネットで調べてみると、

「ハイミーやいの一番の方が、味の素より上品な味わい」

だと、感想が書いてあります。

けれども、私、かけらとしては、鰹や豚肉・シイタケのうま味の方が、昆布のうま味より濃い気がします。

なので、

「ハイミーやいの一番の方が、味の素よりうま味が濃い」

のだと思われます。

・・・というわけで、味が違うからこそ、それぞれに違う、うま味調味料として共存できるんですね!

違いその3:値段が違う!

【味の素】

・業務用1キログラム価格税込み:725円

【ハイミー】

・業務用1キログラム価格税込み:1626円

【いの一番】

・業務用1キログラム価格税込み:1350円

(※2018年11月21日現在)

・・・というわけで、値段が違うからこそ、それぞれに違う、うま味調味料として共存できるんですね!

違いその4:歴史が違う!

これは実は、うま味調味料の歴史とは、1909年(明治42年)に味の素が発売されてから、約半世紀以上の長きに渡って、ほぼ味の素の独占市場だったんです。

ところが、1961年(昭和36年)に、競合他社から、

「味の素の高級版」

とも言える、いの一番が新発売されたのです!

1961年といえば、時の池田勇人首相が、

「所得倍増計画」

を、発表した時期でもあるんです。

つまり、日本は戦後の復興から加速して、まさに高度経済成長期に突入して、食卓も日々豊かになって行ったんです。

なので、

「いの一番って、味の素より、少々値段がお高いけれど、味が美味しいので、こっちを買いましょ!」

といった主婦たちの、人気商品になってしまったのです!

これを、味の素が黙って、ただ指をくわえて、ボケーッと待っているはずがありません!

すかさず、いの一番の味を研究して、翌年1962年には、ハイミーを新発売したのです!

・・・というわけで、歴史が違うからこそ、それぞれに違う、うま味調味料として共存できるんですね!

お料理によって上手に使い分けする方法とは?

これは、まずはじめに、前述したように、うま味調味料の味とは、大きく2つのグループに分けられますので、それぞれについて分かりやすく解説します。

グループその1:味の素!

こちらは、昆布だしのうま味成分が多いので、一言で言いますと、オールラウンドプレーヤーだと言えます。

・・・というわけで、やっぱり味の素は、和食・洋食・中華料理の、うま味を引き出してくれる一番お手軽な、うま味調味料なんですね!

グループその2:ハイミー・いの一番!

こちらは、実は食材によっては、初めからグルタミン酸ナトリウムが、多く含まれるものもあるんです。

チーズ・キムチ・トマトなどが、それに相当します。

なので、チーズ料理、キムチ料理、トマト料理などに単純にハイミーや、いの一番を使っても、うま味を充分に、引き出せない可能性もあります。

けれども、ハイミーや、いの一番は、お肉やお魚と野菜が混ざった、鍋料理などには、味の素より多くのうま味を、引き出してくれます!

・・・というわけで、こってり系のラーメンや、肉うどんなどには、最適のうま味調味料なんですね!

味の素で水はおいしくなるのか?

それでは「味の素で水はおいしくなるのか?」という、面白動画を見つけましたので、ぜひ最後まで観て、楽しんで下さいね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

このように、味の素の紹介と、ハイミーといの一番の違いや、お料理によって上手に使い分けする方法と、味の素で水はおいしくなるのか?の動画などについては、様々とあるのです。

あなたも、お料理には、うま味調味料を上手に使い分けて、食事を美味しく食べて、楽しんで下さいね!(^^)