毎年3月3日は、雛祭りです。
でも、新米お母さんたちは、雛人形は、いつからいつまで飾るのか知っているのでしょうか?
あと、片付けるのが遅いと、お嫁に行き遅れるのは本当なのしょうか?
私、かけらの親は、働き者なので雛人形を、片付けるのは早かったと思います。
だから、私は23歳の若さで、今のパートナーと、結婚することができたんですね!…(^^;)
そこで、今回は、雛人形の紹介と、いつから飾るのかや、いつまでに片付けるのか、しまい方、片付けるのが遅いと、お嫁に行き遅れるのか、などについて分かりやすく解説します。
スポンサーリンク
雛人形とは?

そもそも、なぜ雛祭りに雛人形を飾る風習が、日本全国に広まったのでしょうか?
これは、雛人形の歴史と、深い関わり合いがあります。
雛人形の歴史は、かなり古く、平安時代(794年~1185年)に、京都で平安貴族の子女たちが「雅びな」と呼ばれる遊びをしていたのが、起源だと言われています。
一方では、同じ平安時代から、紙で作った雛人形を川に流す、
「災いよけの守り雛」
という、儀式も始まりました。
そして、安土桃山時代の天正年間(1573年~1593年)以降に、3月の桃の節句に雛祭りを行うようになりました。
日本全国に雛祭りの雛人形が日本全国に広まったのは、江戸時代以降で、
「人形遊びと節句の儀式」
が、結びついたことが、大きな理由だったのです。
・・・というわけで、雛祭りや、雛人形とは、もともと「儀礼」的な意味合いが強かったんですね!
雛人形はいつから飾るの?
まずはじめに、雛飾りをするにあたって、心がけたいポイントとは、
「早く飾って、早く片付ける」
これに付きます。
理由は、雛人形を飾れるのは、一年で一度きりなので、なるべく長く楽しむためです。
なので、飾り始める日にちですが、
「立春の節分の日である、2月3日の翌日の2月4日」
がベストだと言えます。
一方、
「雨水の日(2月19日頃)に飾ると、良い伴侶とめぐり合える」
とも、言われていますが、私は遅すぎると思います。
少なくとも、雛祭りの一週間前までには、雛人形を飾ってあげましょうね。
あと、3月2日に雛人形を飾るのは、
「一夜飾り」
といって、大変縁起が悪いので、絶対に避けるようにしましょう!
・・・というわけで、飾る時は、直射日光を避けるようにして下さいね!
雛人形はいつまでに片付けるの?
これは、前述したように、雛人形は早く片付けた方が良い、とされていますので、
「3月3日の翌日、3月4日」
がベストだと言えます。
スポンサーリンク
けれども、雛人形は絹で、できている部分が多いので湿気を嫌うため、晴れの日に片付けるのが、おすすめです。
一方、
「啓蟄の日(3月6日頃)に飾ると良い」
とも、言われていますが、それだったら、私なら、大安吉日を選びます。
いずれにせよ、遅くとも雛祭りの後の、一週間以内には、片付けるようにしましょう。
また、お住まいの地域によっては、
「旧節句の4月3日まで飾る」
という、風習が残っている場所もありますので、親御さんの意見なども、取り入れて下さいね。
・・・というわけで、雛人形を片付ける日にちは、3月4日が晴れならば、ベストなんですね!
雛人形のしまい方とは?
これは、以下の順番で、片付けて下さい。
雛人形は、デリケートなので、丁寧にしまわないと、カビが生えることもありますので、注意が必要です。
【1】
・羽毛ぼうきなどで、ホコリを、やさしく払い落としてあげて下さい。
【2】
・人形の持ち物を外します。
・小さなパーツはどの人形が持つ物か、チャック付きビニール袋に入れて、保管すると、来年便利なのでおすすめです。
【3】
・人形を和紙や布などで、包みます。
・お顔は特に、人形の命なので、和紙でふんわり優しく包んであげて下さい。
・胴体もキレイに包んであげて下さい。
【4】
・小箱に入れて行きます。
・この時、人形や小物が動かないように、和紙などを丸めて入れて、固定します。
【5】
・大きい箱に詰めます。
・この時、人形専用の防虫剤を、一緒に入れて行きます。
【6】
・湿気が少ない、直射日光が、当たらないところに保管します。
・・・というわけで、片付けする時は、人形には直接触れずに、布の薄い手袋をして、作業しましょうね!
雛人形を片付けるのが遅いとお嫁に行き遅れるの?
これは、以下の3つの理由から、そう言われるようになりました。
理由その1:災いから遠ざけるため!
これは、前述した紙で作った雛人形を川に流す、
「災いよけの守り雛」
の風習が今でも残っているほど、
「人形は子供への災いを受けて、守ってくれている」
と、信じられて来ました。
・・・というわけで、災いを早く遠ざけたいから、雛人形は、早く片付けるべきなんですね!
理由その2:女の子のしつけになるから!
これは、例えば、おままごと遊びをしていても、
「道具を外に出しっぱなし」
では、将来お嫁に行った時、
「片付けができない嫁」
なんて言われてしまいますよね?
・・・というわけで、子供をしつけるために、雛人形は、早く片付けるべきなんですね!
理由その3:雛人形にお嫁さんをかけているから!
これは、
「雛人形を早く出す → 女の子を早くお嫁に出す」
に通じますし、
「雛人形を早く片付ける → 女の子が早く片付いて、お嫁に行く」
に通じるので、こう言われるようになったんですね!
・・・というわけで、雛人形を早く片付けないと、お嫁に行き遅れる、と言われるようになったわけです!
うれしい ひなまつり
それでは「うれしい ひなまつり」という、動画を見つけましたので、ぜひ最後まで観て、楽しんで下さいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このように、雛人形の紹介と、いつから飾るのかや、いつまでに片付けるのか、しまい方、片付けるのが遅いと、お嫁に行き遅れるのか、などについては、様々とあるのです。
あなたも、女の子のお子さんがいるのであれば、雛人形は早く出して飾って、雛祭りが終わったら、早く片付けをするようにして下さいね!(^^)
スポンサーリンク