あなたのご家族で、傷病手当金をもらっている方はいますか?

私、かけらのパートナーは、2002年にストレスで、重い心臓病になったので、会社を退職後に初めて申請しました。

この時、社会保険事務所の人が、条件や手続きの流れをゴチャゴチャ言って、大変苦労したことを、今でもハッキリと覚えています。

何しろ、申請が通れば働かなくても、毎月◯十万円前後の収入になるので、こっちは必死だし、出す方は、なかなか、出したがら無いのです。

そこで、今回は、傷病手当金を退職後に初めて申請する時の条件と、手続きの流れなどについて分かりやすく解説します。

傷病手当金とは?



傷病手当金は、会社の健康保険に加入している方が、在職中に病気やケガなどが原因で、会社を休む、あるいは辞めたあとでも、もらえる給付金のことです。

ちなみに、自営業などで国民健康保険に加入している方には、給付される制度ではありませんので、注意が必要です。

在職中に、うつ病や睡眠障害などで、この傷病手当金を申請する方は、案外多いのですが、退職後でも申請出来ることを知っている方は、案外少ないのです。

・・・というわけで、私も、パートナーが会社を辞めたことを、商工会で働いている、いとこに相談して、初めて知ったので、ビックリしてしまいました!

傷病手当金を退職後に初めて申請する時の条件とは?

これは、いくつかの条件がありますので、それぞれについて分かりやすく解説します。

条件その1:退職日までに健康保険の加入期間が1年以上あること

この条件が意味することとは「会社が変わっても1日たりとも厚生年金保険に加入しなかった日は無い」ということです。

・・・というわけで、もちろん、新入社員などは、傷病手当金をもらうことは出来ません!

条件その2:退職日の前日までに傷病による休みが連続して3日以上あること

この条件が意味することとは「3日間連続して会社を休まなければならないほどの、病気やケガである」ということが、前提条件となります。

・・・というわけで、医師が「就労不能」と判断すれば、それがたとえ「うつ病や睡眠障害」であっても、傷病手当金をもらうことが出来るのです。

条件その3:退職日に傷病手当金を受給できる状態であること

この条件が意味することとは「退職日にも出勤できず、かつ会社の保険適用内である」ということを意味します。

・・・というわけで、私のパートナーの場合は、有給休暇が溜まっていたので、退職日を1ヶ月以上も先伸ばし出来たので、給付してもらえたのです。

傷病手当金を退職後に初めて申請する時の手続きの流れとは?

これは大きく分けて四つの流れがありますので、それぞれについて分かりやすく解説します。

【1】傷病手当金支給申請書の「被保険者記入欄」を本人が記入してから「療養担当者記入欄」を医師に記入してもらいます。

【2】「事業主記入欄」を会社側で記入してもらい、会社が加入している保険(健康保険組合など)へ申請書を提出します。

【3】傷病手当金の審査が通ると「支給決定通知書」が、自宅に郵送されます。

【4】傷病手当金が指定の口座へ入金されます。

・・・というわけで、この手続きの流れが、簡単なようで、案外大変なので、注意が必要です!

会社をどうしても辞めたい時に一度検討してみてください!

それでは、傷病手当金の概要を述べている「会社をどうしても辞めたい時に一度検討してみてください! 」という動画を見つけましたので、ぜひ最後まで観て、参考にして下さいね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

このように、傷病手当金を退職後に初めて申請する時の条件と、手続きの流れなどについては、案外知られていませんし、面倒なのです。

あなたが、もし仮に傷病手当金を申請するのであれば、ぜひ参考にして下さいね!(^^)