11月15日は、子供の成長を祝い、これからの健康を願う七五三の日ですよね。

あなたのお子さんは、もう七五三を済ませましたか?

また、お子さんと一緒に写真を撮りましたでしょうか?

子供だけを、写真に撮るのであれば、親御さんは普段着でも構いませんが、家族写真として、一緒に撮るのであれば、親だけ普段着では、おかしいですよね?

私、かけらにも二人の息子がいますが、ふたりとも五歳の時にしか、七五三はしませんでした。

また、ふたりとも、写真館などではなく、普通のデジカメでしか、写真を撮りませんでした。

なぜって、うちにはお姑さんが、一緒に暮らしているわけでもありませんし、写真館で写真を撮るほどの、こだわりが私に無かったからです。

けれども、少子高齢化が進む中、お子さんの七五三の写真を、写真館で撮りたい方も、増えて来ているのでは無いでしょうか?

・・・というわけで、今回は、七五三の写真で親は普段着でもいいのかどうか?について分かりやすく解説します。

七五三とは?



子供は、元々抵抗力が弱い生き物です。

医療技術が発達した、今ならまだしも、まともにお医者様もいなかった昔では、赤ちゃんが亡くなってしまう確率は、非常に高かったのです。

なので、七五三をお祝いする風習が、関東で生まれ、全国へと広まって行きました。

三歳・五歳・七歳に行われるのは、それぞれ由来や、意味がありますので、分かりやすく解説します。

三歳:髪置きの儀

これは、昔の赤ちゃんは、数えで三歳までは、髪の毛を剃る、というならわしがありました。

なので、この日を境に、髪を伸ばし始めるお祝いで、男の子・女の子共に、お祝いをしていたのです。

五歳:袴儀

これは、男の子だけが、お祝いするならわしで、この日を境に、袴をはいても良いとされて、お祝いしました。

七歳:帯解きの儀

これは、女の子だけが、お祝いするならわしで、この日を境に、大人の女性と同じ、幅の広い帯で着物を着ても良いとされて、お祝いしました。

七五三の写真で親は普段着でもいいの?

民俗学的に言う「イエ」という概念が、昭和時代の初期の頃までは、日本人の心の中に幅広く根付いていました。

けれども、第二次世界大戦後、高度経済成長時代の中で、核家族化が進み「イエ」という概念は、日本人の中から、徐々に消えて行きました。

そんな中でも親は、生まれてきた我が子の成長を祝い、今後の健康を願うと意味で、七五三という風習が根強く残って来たのです。

なので、七五三の写真で親は普段着でもいいのかどうかは、親御さんのライフスタイルや、こだわり方で、まるで違って来ます。

前述したように、お子さんだけを、写真で撮るのであれば、親御さんは、普段着でも構わないと、私、かけらは、そう思います。

逆に、お子さんと一緒に写真を撮るのであれば、注意が必要です。

それは、

「七五三のお祝いは、あくまで、子供が主役」

ということです。

お母さんが、お子さんより、派手な着物を着て、写真を撮るのは、好ましくありません。

・・・というわけで、もし仮にお子さんと一緒に写真を撮るのであれば、ご両親は洋装で、紺やグレーといった、控えめの正装が好ましいと言えます。

高見神社での七五三

それでは、おそらく、七歳の女の子が主役で、お兄さんと、一家四人で撮影された「高見神社での七五三」という動画を見つけましたので、ぜひ最後まで観て、服装の参考にして下さいね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

このように、七五三の写真で親は普段着でもいいのかどうかは、お子さんと一緒に写真を撮るか、撮らないかで、様々に違って来るのです。

あなたお子さんにも、七五三のお祝いをしてあげて、楽しい思い出を作って下さいね!(^^)