ふつう、旬のさんまの塩焼きって、内蔵を取らないで焼きますよね?

この理由って、なぜだか知ってましたか?

あと、内臓にはどんな栄養があって、本当に美味しいのでしょうか?

私、かけらは、

「なぜ、さんまの塩焼きに限って、内蔵を取らないのか?」

なんて、今日まで、まったく知らなかったので、ビックリしてしまいました!

だって、さんまの内臓って、他のお魚には無い、ある特殊な能力があるからこそ、美味しく食べられるからなのです!

そこで、今回は、さんまの紹介と、塩焼きで内臓を取らないのはなぜなのかや、美味しいのか、栄養はあるのか、さんまを焼いて食べる幸せの動画などについて分かりやすく解説します。

さんまとは?



これは、さんまの歴史の紹介と、私、かけらとの思い出の、大きく2つに分かれますので、それぞれについて分かりやすく解説します。

紹介その1:さんまの歴史とは?

日本人が、さんまを食べるようになった歴史は、実はそんなに古く無く、江戸時代初期の、1710年頃から漁が始まりましたが、初めは、

「狭真魚(さまな)は、魚中の下品(げぼん)なり」

と言われていて、あまり食べられていませんでした。

けれども、江戸時代中期の、1770年頃からは、

「安くて長きはさんまなり、大いに流行(はやり)出して、下々の者、好みて喰らう事と成りたり」

と言われて、急速に日本全国へと広まって行きました!

・・・というわけで、食文化とは、何でもそうですが、

「実際に食べてみたら、美味しかった」

という理由で、口コミで広がるのは、今も昔も同じなんですね!

紹介その2:私とさんまとの思い出!

私、かけらとさんまの思い出は、割りと新しく、あれは忘れもしない、2006年の秋のある日の出来事でした。

その頃から、私のパートナーは、

「インターネット・ビジネス・コンサルタント」

として、結構有名になっていたので、その日も普段からの、お礼の意味で、青森の漁港からクール宅配便で、発泡スチロール箱の、新鮮なさんまが、家に届いたのです。

「刺し身でも食えるけど、お前はさばけないから、丸ごと塩焼きにして」

と、パートナーが言うので、晩ごはんの、お酒のあてに焼いて出すと、

「チョー、ウメー、チョー脂のってるし!」

と喜んで食べているのを横目に、私は内臓はよけて、塩焼きを美味しく頂いていたのです。

すると・・・。

「ばかだな、お前は、さんまは、わた(内蔵)が、一番旨いんだぞ、ちょうだい!」

と言って、私のお皿から取ろうとしたので、

「じゃあ、あたしも、ちょっとは食べる」

と言って、あまり内蔵を見ないようにして食べてみると、超美味しかったので、ビックリしてしまいました!

だって、子供の頃に一度だけ食べて、あんなに苦くて、まずいと思っていたのに、脂がのっていて、苦味も少なく、むしろ旨味とコクが、全然勝っていたからなのです!

・・・というわけで、その日以来、さんまの塩焼きの内臓は、新鮮であれば超美味しいので、毎年秋が楽しみになった、私だったのでした!

さんまの塩焼きで内臓を取らないのはなぜなの?

これは、大きく分けて3つの理由がありますので、それぞれについて分かりやすく解説します。

理由その1:包丁を使わなくて良いから!

これは、さんまが、江戸時代の日本庶民に広まった、大きな要因の一つだと言えます。

ふつう、貧乏長屋の一般庶民などでは、料亭に行って、料理人が包丁でさばいた、お魚などを食べる機会は、まずありません。

けれども、新鮮な、さんまであれば包丁を使うこと無く、塩だけふって、そのまま七輪で焼けば超美味しく食べることが出来たのです。

・・・というわけで、どんなにお料理が下手くそな男性でも、焦がし過ぎなければ、丸焼きで食べられるので、内臓を取らなかったんですね!

理由その2:内臓を取らない方がさんまの風味が逃げないから!

ふつう、アジなどのお魚は、内臓を取ってから、塩焼きにするか、開いて干物にしてから、食べる方が美味しいです。

この理由なのですが、ふつうのお魚の内臓には、まだ食べた餌などが残っていて、生臭いからなんですね!

・・・というわけで、新鮮な、さんまは内蔵まで食べられるので、包丁で傷つけ無いので、さんま本来の風味が逃げないので、内蔵を取らない方が美味しいんですね!

理由その3:さんまの内臓は超美味しく食べられるから!

これは、前述したように、ふつうのお魚の内蔵には、まだ食べた餌などが残っていて、生臭いし、美味しく無いので食べられません。

けれども、さんまは、餌を食べてから、たったの30分ほどで、体外に全部排出してしまうのです!

・・・というわけで、いくら新鮮と言っても、あなたの手元に捕れてからは、数時間は経過しているはずなので、内臓に不純物が無いので、超美味しく食べられるからこそ、さんまの塩焼きでは内臓を取らないで、そのまま美味しく頂くべきなんですね!

さんまの塩焼きで内臓は美味しいの?

そりゃあ、美味しいに決まってます!

なぜなら、さんまの内臓を包んでいる付近の、いわゆる、

「腹ずり」

と呼ばれる、お魚の部位は、体中で一番脂がのっている部分だからなのです。

なので、当然、塩焼きにすれば、脂が染み出して、内蔵がこの旨味を吸い取るわけなので、まずいわけがありません!

・・・というわけで、あなたがもし仮に、

「子供の頃食べたけど苦くてまずかった」

「内蔵なんて、気持ち悪いので、食べたく無い」

なんて、思うのであれば、私と一緒でそれは、食わず嫌いなので、ぜひ挑戦して食べてみて下さいね!

さんまの塩焼きで内臓は栄養があるの?

これは、まずはじめに、

「レチノール」

という、ビタミンAの一種である栄養素が豊富に含まれています。

女性の美容に良い成分なので、耳にしたことがある方も多いかと思います。

あとは、「ビタミンB12」や「鉄分」といった栄養素も、豊富に含まれているのです。

・・・というわけで、どれも女性にはうれしい栄養素ばかりを、摂取出来ますので、あなたもぜひ、さんまの塩焼きでは内臓も食べてみて下さいね!

さんまを焼いて食べる幸せ

それでは、まさに、さんまを丸ごと塩焼きにして、内臓まで美味しそうに食べている「さんまを焼いて食べる幸せ」という、動画を見つけましたので、ぜひ最後まで観て、楽しんで下さいね!

まとめ

いかがでしょうか?

このように、さんまの歴史と、塩焼きで内臓を取らないのはなぜなのかや、美味しいのか、栄養はあるのか、さんまを焼いて食べる幸せの動画などについては、様々とありますが、内臓も超美味しいのです。

あなたも、旬の新鮮な、さんまの塩焼きを食べる時には、ぜひ内蔵も残さず、きれいに食べて、もっときれいになって下さいね!(^^)