スポーツの秋。
あなたのお子さんの運動会は、秋に開催されていますか?
私、かけらの息子二人は、共に秋の運動会だったので、お爺ちゃんやお婆ちゃんが、家に泊まりに来て、親子三世代で賑やかに、お弁当タイムを楽しんだものでした。
ちなみに、うちの前にはすぐに小さな神社があって、その隣に小学校があるので、下の子の運動会は、お昼まで楽しんで、あとは疲れて帰って来てしまっていました!…(^^;)
なので、運動会のシーズンになると、練習の様子が聞こえてきて、秋の風物詩として、楽しみにしていました。
ところが、下の子がOBのその小学校も、数年前から5月開催に変わってしまったので、また一つ季節感が失われてしまいました!…(T_T)
そこで、今回は、運動会の春と秋の割合と、5月開催が増えた理由はなぜなのか?について分かりやすく解説します。
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そもそも運動会は、なぜ秋が多かったの?

日本の伝統文化は、稲作と切っても切れない、強い結びつきがあります。
お米と言えば、春に家族総出で田植えをして、秋にもやっぱり家族総出で稲刈りをして、といった一年のサイクルが決まっていました。
なので、稲刈りが終わった、昔の10月10日の体育の日前後に開催されることが、多かったわけです。
運動会の春と秋の割合とは?
これは、都道府県によって、大きなバラつきがあります。
ある資料によれば、昨年の青森県での、運動会は100%春に開催されましたし、群馬県での、運動会は100%秋に開催されました。
運動会と農繁期との、関連性が低い現代社会では、都会だから、運動会は春に開催が多いですとか、人口が少ないから、運動会は秋に開催が多いですとか、一概には言えないのです。
「それじゃあ、結局運動会は、春と秋と、どっちの開催が多いんだよ!」
なんて、あなたに怒られてしまいそうなので、全国平均を言いますね。
昨年2017年度では、運動会は春に開催されたのが、54.3%で、秋に開催されたのが、45.7%と、かけら的には残念なのですが、春開催の方がすでに秋開催の割合を上回っているんですね。
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運動会が5月に増えた理由はなぜなの?
これには、いくつかの理由がありますので、私、かけらなりの意見も踏まえて、それぞれについて分かりやすく解説します。
受験生は勉強で忙しいから
これは、特に中学校の運動会(体育祭)の、3年生の練習時間も含めて、当然と言えば当然ですね。
けれども近頃では、中学校を受験する、お受験小学生も、着実に増えています。
ちなみに、私が受験した県立高校が「中高一貫教育」の理念の元、新しく、県立中学校が併設されたと、先日聞いた時には、ビックリしてしまいました!
秋は天候が安定していないから
「女心と秋の空」
なんて言われるように、秋の天候は変わりやすいです。
特に9月末から、10月中旬は、台風のシーズンです。
雨で運動会が順延、なんてことも良くあります。
また逆にカンカン照りで、あまりにも暑いので、熱中症になってしまう、生徒が増えて来たのも、大きな理由のひとつです。
1年生を小学校に慣れさせるため
これは、私、かけら的見解なので、教育委員会がそう考えているとは限りませんので、ご容赦願います。
でも、小学1年生って、つい3ヶ月前まで、幼稚園生だったんですよ。
小学6年生の上級生とは、体も心も大きな大きなギャップがあるので、普段から怖くて口もきけない小学1年生だって、多いはずです。
それに「5月病」という、言葉もあります。
その点、5月に運動会を開催すれば、全校生徒が参加する演目もありますので、団結心を育成するには、運動会がうってつけです。
・・・というわけで、私的には1年生のために、5月に運動会を開催する方が良いのかな、と思います。
島の小学校の運動会
それでは「島の小学校の運動会」という、可愛らしい動画を見つけたので、どうか最後まで観て、楽しんで下さいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このように、春と秋に開催される、運動会の割合や、5月開催が増えている理由は、様々にあるのです。
あなたも、子供の運動会なんて、すぐに見れなくなりますので、今の時間を十分に楽しんで下さいね!(^^)
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