あなたが食べる、すき焼きの作り方の順番は、関東風と関西風のどちらですか?

この違いって、どこがどうで、美味しいのは、どっちなのでしょうか?

私、かけらは、関東で生まれて育ったので、関西風のすき焼きの作り方の動画を観て、ビックリしてしまいました!

だって、具材を入れる順番も違いますし、お肉を食べる順番もまるで違っていたからなのです!

そこで、今回は、すき焼きの紹介と、関東風と関西風の違いや、それぞれの作り方の順番や動画、どっちが美味しいのか?などについて分かりやすく解説します。

すき焼きとは?



これは、すき焼きの歴史の紹介と、私かけらとの思い出の、大きく2つに分かれますので、それぞれについて分かりやすく解説します。

紹介その1:すき焼きの歴史!

すきやきの歴史は、かなり古く、1643年の料理本には「杉やき」という、魚肉と野菜を杉の箱に入れて、味噌で煮込んだ料理でした。

また、1801年の料理本には「鋤やき」という、鋤(すき)を鉄板代わりにして、鶏肉や鯨肉などを焼いて食べる、焼き肉料理がありました。

なので「すきやき」という料理名は、この2つが発祥だと言われています。

また、関西では「魚すき」という料理が、江戸時代以前から、存在しており「すき焼き」は、本来関西が発祥の料理とされています。

・・・というわけで、すき焼きの中でも「牛鍋」と呼ばれる料理が、1862年に初めて横浜の「伊勢熊」という居酒屋さんで、始められたんですね!

紹介その2:私とすき焼きとの思い出!

私とすき焼きとの思い出は、かなり古く、まだ小学生の頃だったと思います。

うちでは、当時牛肉が、高価だったため、「すき焼き」イコール「豚鍋」でした。

それでも、

「お肉を目の前で、甘からく煮込んで、とき玉子に付けて食べる」

という料理は、贅沢に思えて、すき焼きとなると、普段はまったく料理をしない父が、

「すき焼きだけは、俺が作る」

と、鍋奉行に、いきなり変貌したので、今でもハッキリと覚えていますよ!

・・・というわけで、私、かけらは「牛肉料理」というものを、大学生の時に初めて食べて、あまりにも美味しかったので、ビックリしてしまいました!

すき焼きで関東風と関西風の違いとは?

これは、私は今日動画を観るまで、関西風のすき焼きの食べ方を、まったく知らなかったので、驚きました!

・・・というわけで、すき焼きで関東風と関西風の最大の違いとは「割り下があるか、無いか」の違いだったんですね!

関東風のすき焼きの作り方の順番や動画とは?

これは、私の父が、根っからの関東人だったので、その作り方を以下のように、分かりやすく解説します。

【1】

鉄鍋を熱く焼いて、油を敷いてから、肉から焼く。

【2】

その上に砂糖、醤油、日本酒の順番で、割り下を作ってかける。

【3】

肉・野菜・焼き豆腐・しらたきなどを入れて、沸騰させ、肉に完全に火が通るまで、煮込む。

【4】

まずは、肉から、とき玉子をからめて食べて、適宜野菜や焼き豆腐も、バランス良く食べる。

【5】

うちでは、すき焼きそのものが、ご飯のおかずだったので、しめのうどんは、いまだに食べたことがありません!

・・・というわけで、関東風のすき焼きでは、残った割り下に、しめでうどんを入れるのが、ふつうなんですね!

すき焼きの作り方

それでは、私の父が作っていた順番に近い「すき焼きの作り方」という、動画を見つけましたので、ぜひ最後まで観て、楽しんで下さいね!

関西風のすき焼きの作り方の順番や動画とは?

これは、以下の動画を観て、初めて知ったので、その作り方の順番について分かりやすく解説します。

【1】

鉄板に牛脂を塗って、大きめの肉だけを焼き、砂糖と醤油のみで、味付ける。

【2】

肉のみを、とき玉子で、先に食べる。

【3】

野菜・豆腐などを、鉄板に並べ、それぞれに、砂糖と醤油で味付けをし、その上に肉を乗せ、これも砂糖と醤油のみで、味付ける。

【4】

蒸し焼き風に焼けたら、肉・野菜・豆腐などを一度に、とき玉子にからめて食べる。

【5】

しめのうどんも、砂糖と醤油のみで、味付けて、食べる。

・・・というわけで、関西風のすき焼きとは、しめもまるで「焼きうどん」で、鉄板焼きに近い食べ方をするんですね!

関西風すき焼きの作り方

それでは、私が今日まで、まったく知らなかった「関西風すき焼きの作り方」という、動画を見つけましたので、ぜひ最後まで観て、楽しんで下さいね!

関東風と関西風ではどっちが美味しいの?

これは、まずはじめに、

「関西風のすき焼きは、先にお肉だけ食べるので、超贅沢な食べ方」

だと、私、かけらは、そう思います。

また、かの有名な美食家として知られる、北大路魯山人は、関東風の牛鍋を「書生食い」と呼んで、嫌がっていたそうです。

・・・というわけで、「お家ですき焼き」であれば、関東風が簡単で美味しいですし、「料亭や割烹ですき焼き」であれば、仲居さんがいちいち焼いてくれる、関西風の方が、贅沢で美味しいと、私は思いました!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

このように、すき焼きで関東風と関西風の違いや、それぞれの作り方の順番や動画、どっちが美味しいのか?などについては、お住まいの地域やお財布事情などによって、様々とあるのです。

あなたも、この記事を参考にして、ぜひ美味しい、関東風や関西風のすき焼きを作って、美味しく食べて楽しんで下さいね!(^^)