あなたは、夏休みの朝、ラジオ体操に行っていましたか?

これって、強制なのでしょうか?

また、行かないとどうなって、皆勤賞は何なのでしょうか?

私、かけらは、全然知らなかったので、今日調べてみてビックリしてしまいました!

だって、

「昭和の昔に、もうとっくに終わっていたはず」

だと思っていた、夏休みのラジオ体操が今でも続いていたからなのです。

そこで、今回は、夏休みのラジオ体操の紹介と、皆勤賞と、行かないとどうなるのか?強制なのか?などについて分かりやすく解説します。

夏休みのラジオ体操とは?



これは、夏休みのラジオ体操の歴史と、私かけらとの思い出と、大きく2つに分かれますので、それぞれについて分かりやすく解説します。

紹介その1:夏休みのラジオ体操の歴史とは?

夏休みのラジオ体操の歴史は、案外古く、昭和時代の初期である、1928年に、第二次世界大戦後には、郵便局となる、当時の逓信省が制度を作って始まりました。

理由は簡単で、今で言う郵便局の、かんぽ生命が、

「国民のみんなが健康であれば、生命保険会社は儲かる!」

と、考えたからなのです。

・・・というわけで、いまだにかんぽ生命は、無料で夏休みのラジオ体操の、出席カードを作って、小学校などに配っているんですね!

紹介その2:私と夏休みのラジオ体操の思い出!

私、かけらと、夏休みの朝のラジオ体操の思い出は、超古く、私が小学一年生から六年生まで、

「夏休みと言えば、学校の宿題と、朝のラジオ体操は必須」

だと、思って近くの公園に通っていました。

しかも、私は自治会が運営する、子供会の会長に小学六年生の時に、立候補して就任してしまったので、主催者側として、参加していたのです。

・・・というわけで、昭和時代では、夏休みの朝のラジオ体操は「ほぼ強制」で、毎朝必ず通っていたのです!

夏休みのラジオ体操で皆勤賞とは?

皆勤賞は、夏休みの朝のラジオ体操の全てに参加して、出席カードの全てに、スタンプを押してもらった子供だけが頂ける、名誉ある賞でした。

なので、私かけらの時代では、えんぴつ1ダースを賞品として、もらっていました。

けれども、今では、夏休みのラジオ体操を行っていない地域もありますし、行っていても、夏休み前後の10日間ほどだけに、回数が減ってしまいました。

・・・というわけで、それでも今では「皆勤賞」に500円分の図書券などを、もらっているそうです!

夏休みのラジオ体操に行かないとどうなるの?

これは、現在のことでは無く、

「昭和時代であったなら、こうなる!」

という、私の経験談が、大きく3つありますので、それぞれについて分かりやすく解説します。

こうなるその1:親に怒られる!

私の経験では、親が、特に母親が、

「夏休みに朝のラジオ体操に参加しないと、毎日ダラダラ過ごして太るので、ちゃんと行きなさい!」

と言われたものでした。

・・・というわけで、小学生の頃の私は肥満児だったので、ふつうの日でも毎朝、ご飯前にジョギングをして、走らされていたのです!…(^^;

こうなるその2:友達と遊ぶ約束が出来ない!

これは、たとえば、夏休みの朝のラジオ体操には、近所の同級生なども参加するので、

「今日は、お昼ご飯を食べてから、一緒に市民プールに遊びに行こうか?」

といった感じで、遊ぶ約束が出来たのです。

・・・というわけで、夏休みの朝のラジオ体操は、お友達との交流を深める、一種の社交場でもあったんですね!

こうなるその3:寝坊すると遅刻者として扱われる!

これは、何しろ昔は、夏休みの40日間、毎朝6:30分からラジオ体操があったので、必ずと言っていいほど、遅刻して途中参加する子供も多かったのです。

当時は、「小学生で、学校に遅刻する」ということは、タブー行為で、後ろのドアから入って来ると、クラスのみんなが大笑いして、超恥ずかしいのでした。

なので、男子たちからは、小声で、

「あいつ、朝寝坊だから、二学期が始まっても、遅刻して学校に来るんじゃない?」

なんていう、うわさ話をされてしまう、可能性が高かったのです。

・・・というわけで、もともと夏休みのラジオ体操は、町内会や自治会が主催するので、今では行かなくても、どうにもならないのでした!

夏休みのラジオ体操は強制なの?

これは、前述したように、夏休みのラジオ体操は、町内会や自治会が主催者なので、強制力はありません。

けれども、地域によっては、

「親子で参加する、ご近所さんとのお付き合いの場」

であることも考えられるので、半強制的に参加せざるを得ない場合もあるようです。

・・・というわけで、夏休みのラジオ体操は、昭和の昔から現代に続く「地域振興の1つ」として機能していることだけは、確かなんですね!

中央小学校最後のラジオ体操

それでは、懐かしい、

「あたらしい、朝がきた!♪きぼうの朝だ♪…」

で始まる「ラジオ体操の歌」が収録されている「中央小学校最後のラジオ体操」という、動画を見つけましたので、ぜひ最後まで観て、楽しんで下さいね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

このように、夏休みのラジオ体操と、皆勤賞と、行かないとどうなるのか?強制なのか?などについては、連綿と今でも受け継がれているのです。

あなたも、お子さんがいるのであれば、ぜひ夏休みの朝のラジオ体操に参加して、健康に夏を過ごして下さいね!(^^)