毎年12月になると、どこからともなく聞こえてくる、ジングルベルの曲。

あなたは、この曲の作曲者が、誰だか知っていましたか?

また、本来クリスマスの歌ではないって知っていましたか?

私、かけらは、今日まで全然知らなかったので、ビックリしてしまいました!

だって、ジングルベルの歌って言えば、

「ジングルベル~♪ジングルベル~♪鈴が鳴る~♪今日は楽しいクリスマス~♪」

って、子供の頃から、自分でも歌っていましたし、私の子供たちにも、そう歌って教えていたからです。

そこで、今回は、ジングルベルと作曲者の紹介と、本来の意味と、クリスマスの歌ではないのか?などについて分かりやすく解説します。

ジングルベルとは?



私、かけらの中での、ジングルベルの記憶は、相当古く、まだ小学低学年か、幼稚園生の時の、ある12月の出来事でした。

当時、東京郊外の借家のうちには、クリスマスツリーのミニセットがあって、毎年12月になると押し入れから箱を出して、私と母とで飾り付けをしていたのです。

私:「ねぇ、クリスマスツリーには、どうして、ベルの飾りがあるの?」

母:「クリスマスには、ジングルベルを歌うでしょ?だから、たくさんの鈴を飾り付けて、お祝いするのよ…」

私:「へぇー、そうなんだあー…」

・・・というわけで、ジングルベルは、アメリカ5大財閥の1つ「モルガン財閥」の創始者のジョン・モルガンの叔父さんが作った曲だったんですね!

ジングルベルの作曲者とは?

ジングルベルの歴史は、案外新しく1857年に、前述した「モルガン財閥」一族でもある、ジェームズ・ロード・ピアポントという、教会の牧師さんが作詞・作曲しました。

理由は、自分の教会で、みんなに歌ってもらうために作られました。

・・・というわけで、ジングルベルは、もともと「クリスマスソング」として、作詞・作曲されたわけでは無かったのです。

ジングルベルの本来の意味とは?

作詞・作曲者である、ジェームズ・ロード・ピアポントが作ったこの歌は「One Horse Open Sleigh(1頭立てのそり)」と名付けられました。

また、ピアポントは、アメリカで、毎年その年の収穫を祝う、11月の第4木曜日に行われる「感謝祭」で歌う曲として、この歌を作ったのです。

歌詞の内容は「クリスマスやサンタクロース」といった、宗教的な言葉は出てこず、若者たちが、そりに乗って競い合う、というものだけです。

ところが、この歌が大好評だったので、いつしかクリスマスの時にも、歌われるようになりました。

この風習が、たちまちアメリカ全土に広まって、曲名も「ジングルベル」に変わって行ったのです。

・・・というわけで、ジングルベルは、あまりにもクリスマスとの相性が良かったので「クリスマスソング」の1つとして定着したんですね!

ジングルベルはクリスマスの歌ではないの?

これは、確かに前述したように、作詞・作曲者でもある、ジェームズ・ロード・ピアポントは、もともと、

「クリスマスソングとして作った」

わけでは、ありませんでした。

けれども、クリスマスを祝う習慣自体が、もともと欧米の文化ですし、日本にクリスマスが伝わって来た頃には、すでに「クリスマスソング」の1つとして、全世界に定着していたのです。

・・・というわけで、そういった意味では、ジングルベルは、立派な「クリスマスの歌」だと言えるのです。

ジングルベルの歌

それでは「クリスマスやサンタクロース」といった歌詞が一切無い「ジングルベルの歌」という、動画を見つけましたので、ぜひ最後まで観て、楽しんで下さいね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

このように、ジングルベルと作曲者の紹介と、本来の意味と、クリスマスの歌ではないのか?などについては、様々とあるのです。

あなたも、クリスマスには、ご家族と一緒にジングルベルを歌って、楽しんで下さいね!(^^)