高温注意情報って最近よく聞きますが、何だかあいまいですよね。

気象庁は、一体いつからこの言葉を使い始めて、基準の気温は何度からなのでしょうか?

あと、履歴は残っていて、過去には警報も出されたことがあるのでしょうか?

私、かけらの中での、高温との思い出はかなり古く、私がまだ22歳の大学四年生の時の、ある真夏の日の出来事でした。

その頃、私はもう、パートナーと結婚すると決めていたので、一人暮らしのパートナーのアパートに、泊まりがけで遊びに行ったのです。

すると部屋の寒暖計が、42度を超えていたので、ビックリしてしまいました!

だって、42度と言ったら、人体であれば、血液中のタンパク質が固まる温度なので、亡くなる可能性も、高かったからなのです。

あと、パートナーの部屋には、小型の扇風機が、1台しかありませんでした。

よく、

「扇風機を付けっぱなしで寝ると、体温が下がり過ぎて、亡くなってしまう!」

なんていう、話を聞きますが、これは真っ赤なウソです。

だって、その晩は、部屋の気温が40度以下に下がらなかったので、仕方なく濡れタオルを掛け布団にして、扇風機を付けっぱなしで寝ました。

けれども、すぐにタオルが乾いてしまうので、目が覚めて、また濡らして寝る、ということを繰り返すうちに、朝が来たのです。

そこで今回は、高温注意情報の紹介と、いつからあって、基準は何度からなのか?履歴はあって、警報も出たのか、などについて分かりやすく解説します。

高温注意情報とは?



高温注意情報は、気象庁の方々が、

「高温なので、熱中症になる可能性が高いので、充分に警戒して下さいね!」

と、思った時に出す情報のことです。

・・・というわけで、よく、高温注意情報を、高温注意報と、書き間違えるネットユーザーが多いので、注意しましょうね!

高温注意情報はいつから出されるようになったの?

これは、案外新しくて、東日本大震災が2011年3月11日に起こったので、その夏の7月から、気象庁が出すようになりました。

理由は、もともと被災した人たちをはじめとした、全日本国民が、その年は電力不足になるので、政府は節電を呼びかけていたからです。

つまり、暑い夏に、エアコンのクーラーをガマンして、熱中症になる方が、増えてしまうのではないか?

と、気象庁の方々がそう考えたので、出すことに決めたのです。

・・・というわけで、もし仮に、東日本大震災が起こらなかったのであれば、この言葉も使われなかったのかも、しれませんね。

高温注意情報の基準は何度からなの?

これは、一応、気象庁が、

「猛暑日(35度以上)になる、可能性が高い地域」

に出される、熱中症に対する、注意情報です。

けれども、東北や北海道など、35度以上にならない地域でも、熱中症になる可能性が高ければ、出されることがあります。

・・・というわけで、高温注意情報の基準とは、日本国民が住んでいる場所によって、温度差があるんですね!

高温注意情報の履歴とは?

これは、2011年から、今年2018年までの、履歴を調べたら、あまりにも多すぎて、キリがありませんので、調べませんでした。

・・・というわけで、この記事を書いている、2018年8月4日の今この時でも、私が住んでいる東海3県に気象庁が、高温注意情報を出しているのです!

高温注意情報の警報は出たことがあるの?

これは、前述したように「高温注意情報」は「高温注意報」では無いので「注意報」や「警報」は出されたことがありません。

と、言うか「注意報」や「警報」は国会で「気象業務法」という、法律を変更しない限り、出すことはできないのです。

最近で言いますと「緊急地震速報」が2013年8月30日より、「警報」「特別警報」として、施行されました。

・・・というわけで、今後、毎年確実に熱中症で亡くなる方が、増加の一途をたどるのであれば、法整備が成されて「高温警報」が出される日も、来るかもしれませんね!

「節電熱中症」防止に気象庁が「高温注意情報」(11/06/10)

それでは「高温注意情報」が出される経緯を報道した「節電熱中症」防止に気象庁が「高温注意情報」(11/06/10)という、動画を見つけましたので、ぜひ最後まで観て、お勉強して下さいね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

このように、高温注意情報がいつからあって、基準は何度からなのか?履歴はあって、警報も出たのか、などについては、様々な理由があるのです。

あなたも、熱中症には気をつけて、小まめな水分・塩分の補給を、忘れないで下さいね!