あなたは、お盆におはぎをいつなぜ食べるのか知っていますか?

あと、その理由やお供えの日にちなどが分かれば、マナーが身につきますよね?

私、かけらのお盆の思い出は、結構古く、まだパートナーと結婚したばかりの、あるお盆での出来事でした。

その年は、私が用事があったので、パートナーと子供だけ、先に静岡の実家に帰っていたのです。

そして「山家(やまが)」と呼ばれている、田舎の伯母さんの家に、泊まりで遊びに行っていたのです。

私は、その日の夕方、新幹線の静岡駅を降りてから、山家へ向かうバスに乗って、片道1時間以上は車窓から、夕暮れを眺めていたのです。

すると、なんと!民家が建ち並ぶ道へと差し掛かると、両側が無数の「迎え火」で、暗黒の闇に、炎の道ができていたのです!

その情景が、あまりにも幻想的で、美しかったので、今でもハッキリと覚えていますよ。

そこで、今回は、お盆の紹介と、おはぎをいつなぜ食べるのか?理由やお供えの日にち、などについて分かりやすく解説します。

お盆とは?



お盆の歴史は、かなり古く、仏教が伝来する前から、日本人のご先祖様信仰として、存在していました。

その後、仏教と融合して、日本独自の信仰行事として、定着したのです。

けれども、私、かけらが、この記事を書くために、お盆について、あちこち調べまくったのですが、知らないことばかりで、ビックリしてしまいました!

だって、私の父は、東京で働くふつうのサラリーマンでしたし、子供の頃には、お盆よりお彼岸で、親戚が集まっていたからなのです。

・・・というわけで、第二次世界大戦後の高度経済成長の、真っ只中で生まれた、私たち世代では、核家族化が進んだので、お盆を知らない大人たちが、急増しているんですね!

お盆におはぎをいつなぜ食べるの?

これは、8月14日に、ご先祖様に、お供えをしてから、すぐに食べても良いと、お寺のお坊さんがそう言ってました。

おはぎは生物ですし、早く食べないと傷んでしまうからです。

あと、これは、

「お下がり」

と言って、ご先祖様と同じ物を食べるのは、むしろ喜ばしいことなのです。

あと、

「お盆におはぎをなぜ食べるのか?」

という疑問の答えですが、おはぎのあんこは、赤いあずきで作りますよね?

この赤は、縁起の良い色とされていますし、魔除けや厄払いの意味もあるんです!

・・・というわけで、あなたも8月14日には、ご家族みんなで、おはぎを食べて、美味しく楽しんで下さいね!

お盆におはぎを食べる理由とお供えの日にちとは?

おはぎを食べる理由に関しては、前述しましたので、ここでは、お盆のお供えをする、日にちについて分かりやすく解説します。

【8月13日】

この日は、ご先祖様が、あの世から帰ってくる日なので、迎え火を焚いてから、

「迎え団子」

という、お団子をお供えしてから、家族みんなで一緒に頂きます。

【8月14日】

この日は、お盆の中日なので、おはぎをお供えしてから、家族みんなで一緒に頂きます。

【8月15日】

この日も、お盆の中日なので、今度は乾麺のそうめんを茹でてから、おつゆと一緒にお供えし、家族みんなで一緒に頂きます。

【8月16日】

この日は、ご先祖様が、あの世へと戻られる日なので、送り火を焚いてから、

「送り団子」

という、お団子をお供えしてから、家族みんなで一緒に頂きます。

ポイントは、

「家族みんなで一緒に頂きます」

という部分で、お盆という行事を通して、

「家族が全員が一致団結して、この先の人生でも、助け合いながら、生きて行きましょうね!」

という深い意味が、込められているんですね!

また、このお盆の4日間だけは、殺生に当たるので、

「お肉などは食べてはいけない」

というマナーも、実はあるんです。

・・・というわけで、今どき100人の大人がいたとして、99人以上は、こうしたマナーは知らないし、知っていても、実行する人は、ごくわずかだと、思ってしまった、私だったのでした!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

このように、お盆におはぎをいつなぜ食べるのか?理由やお供えの日にち、などについては、様々なマナーがあるのです。

あなたも、マナーは知っていて損はないので、お盆には、お団子とおはぎとそうめんなどを、ご家族みんなで一緒に食べて、美味しく楽しんで下さいね!(^^)