毎年10月31日の夜は、ハロウィンで渋谷の街は、仮装した若者たちで溢れかえります。

でも、これって、ハロウィンを日本人が勘違いしていると、思ったことがありませんか?

あと、この理由が、キデイランド原宿店に由来するって、あなたは知っていましたか?

私、かけらは、まったく知らなかったので、今日初めて知って、ビックリしてしまいました!

だって、キデイランド原宿店と言えば、大学一年生の時に、今のパートナーと知り合ってから、しょっちゅうデートで行った場所だったからです。

そこで、今回は、キデイランド原宿店の由来と意味や、ハローハロウィーンパンプキンパレードや、ハロウィンを日本人が勘違いした理由などについて分かりやすく解説します。

キデイランド原宿店の由来とは?



キデイランドの歴史は、割と古く、1946年に橋立孝一郎さんという方が、秩父に「読書クラブ橋立書店」を開いて創業しました。

また、1950年には、表参道に「橋立書店」を移転して、外国人向けに、雑貨や、おもちゃなどを売り始めたのが由来となります。

そして、1964年には「株式会社キデイランド」を設立して、キデイランド原宿店が出来て、全国にチェーン展開を始めたのです。

・・・というわけで、その後、手を広げすぎたために、経営破綻して、今のタカラトミーに完全吸収合併されて、子会社になってしまったのでした。

キデイランド原宿店の意味とは?

そのお話をする前に、当時の「キデイランド原宿店」の、立ち位置のお話をさせて下さい。

1980年代当初「キデイランド原宿店」とは、言わば若者たちの、情報発信基地の1つとして、大きく意味していたのです。

例えば「バレンタインデー」を広めたのも「キデイランド原宿店」でしたし、あの大流行した立体パズル「ルービックキューブ」も「キデイランド原宿店」から、日本全国に広まって行きました。

・・・というわけで、1983年に日本で初めて「ハローハロウィーンパンプキンパレード」を取り仕切ったのも、実はこの「キデイランド原宿店」だったのです!

ハローハロウィーンパンプキンパレードとは?

本来ハロウィンとは、子供たちのための、お祭りです。

なので、今でも、このパレードは毎年開催されていますが、参加資格は、12歳以下の子供と、その保護者である、親御さんのみです。

・・・というわけで、「ハローハロウィーンパンプキンパレード」だけで言いますと、限定1,000名様までと限られています。

ハロウィンを日本人が勘違いした理由とは?

ところが・・・。

この「ハローハロウィーンパンプキンパレード」に参加した子供であれば、まだ話は分かります!

けれども、すぐお隣の表参道で、毎年ハロウィンの仮装パレードが行われるので、これを見た渋谷の若者たちが、

「ハロウィンとは、仮装パレードのことで、楽しければ、ただそれだけでいい!」

と、完全に勘違いしてしまった、日本人が増えてしまったんですね。

つまり、「キデイランド原宿店」が企画立案した「ハローハロウィーンパンプキンパレード」が、勘違いのきっかけになってしまったのです。

これに加え、1997年には「東京ディズニーランド」が、さらに2002年には「ユニバーサルスタジオジャパン」が、若者たちにハロウィンの仮装イベントを仕掛けたので、全国的にハロウィンが広く知られるようになりました。

・・・というわけで、これらが理由で、勘違いをした日本人の若者たちによって、毎年10月31日の渋谷の夜の街は、仮装して、ただ大騒ぎするだけの場所になってしまった、というワケなんですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

このように、キデイランド原宿店の由来や意味、ハローハロウィーンパンプキンパレードや、ハロウィンを日本人が勘違いした理由などについては、様々な理由があったのです。

あなたも、どうか10月31日のハロウィンは、子供たちのお祭りだということを、忘れないで楽しんで下さいね!