11月ともなると、寒くなって来て、焼き芋が恋しい季節になりますよね。

あなたは、スーパーの焼き芋ってなぜ甘いのか知っていましたか?

あと、焚き火で焼き芋を作るのって、今では禁止されているのでしょうか?

私、かけらは今日まで、まったく知らなかったので、ビックリしてしまいました!

私の中での焼き芋も記憶は古く、小学生の時でした。

その頃はまだ、平屋で一戸建ての公務員住宅を、父が借りていたのですが、一応、猫の額ほどの、お庭がありました。

なので、毎年冬になると、お庭の落ち葉を集めて、あと、燃えるゴミも集めて、父が焚き火をしていました。

その時、さつまいもをアルミホイルに包んで一緒に焼くと、ホクホクでアツアツの焼き芋が出来て、美味しかったのでよく覚えています!

そこで、今回は、焼き芋の紹介と、スーパーの焼き芋はなぜ甘いのかという理由や、焚き火で焼き芋は禁止されているのか、などについて分かりやすく解説します。

焼き芋とは?



焼き芋と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは、やっぱり石焼き芋ですよね?

私と石焼き芋との思い出は、焼き芋より古く、まだ幼稚園に入る前の3歳か4歳の頃、三輪車をひっくり返して座り、前輪のペダルを両手でクルクル回しながら、

「いしやぁ~きいもぉ~、いもっ!…いしやぁ~きいもぉ~、いもっ!」

と言いながら、前輪の上から小砂利を入れて、遊んでいたのをよく覚えています!

・・・というわけで、焼き芋は、俳句で冬の季語になるほど、焚き火で作る様子は、昭和やそれ以前の、冬を代表する風物詩だったんですね!

スーパーの焼き芋はなぜ甘いの?その理由とは?

これは、スーパーで売っている焼き芋が、あまりにも甘くて、美味しいので、

「何か、砂糖みたいな、添加物を使用しているの?」

なんて、私かけらもそう思いましたし、お子さんがいる、お母さんなら一度くらいは、疑ったことがあるのではないでしょうか?

けれども、スーパーの焼き芋はなぜ甘いのかについては、大きく3つの理由がありますので、それぞれについて分かりやすく解説します。

理由その1:石焼き芋窯で焼いているから!

屋台などの、石焼き芋屋さんは、年々減少傾向にありますが、その分本物の石焼き芋窯が、スーパーやコンビニなどに導入されました。

本物の石焼き芋窯で焼き芋を焼くと、遠赤外線でゆっくりと加熱されるので、スーパーで売っている焼き芋は、甘くて美味しいのです。

理由その2:石焼き芋用の専門の品種だから!

私も、子供がまだ小さい時は、泊まりがけでキャンプなどに行って、バーベキューをする時、必ず家のさつまいもと、アルミホイルは持参しました。

けれども、いざ焼いて食べてみると、

「それなりに美味しいけど、石焼き芋屋さんの芋とは、全然違う…」

と、よくガッカリしたものでした。

でも、それは当然のことで、スーパーの石焼き芋窯で焼くさつまいもは、

「紅あずま・鳴門金時・紅乙女・紅はるか」

といった、石焼き芋専用に栽培された品種だったのです。

理由その3:焼く前に天日干ししているから!

これは、全国全てのスーパーマーケットの、石焼き芋で行われているとは、とても思えませんよね?

けれども、ネットを検索して調べてみると、実際にスーパーの店員さんから、そう言われた方もいるそうなんです。

近頃の農業経営は厳しいので、こういった努力をされている、農家さんも実在するのです。

・・・というわけで、スーパーの焼き芋が甘いのは、別に添加物を使用しているわけではありませんので、安心して美味しく食べて下さいね!

焚き火で焼き芋を焼くのは禁止されているの?

これは、2002年12月に施行された「改正廃棄物処理法」という法律で、一部の例外を除いて、ゴミを屋外で焼くのは禁止されています。

ですが、お庭の落ち葉などでの焚き火は、小さい火なので、例外の中に入っています。

けれども、落ち葉以外の産業廃棄物などを、一緒に燃やすと、違反行為となりますし、先日お話した、

「文化祭の後夜祭で、校庭でのキャンプファイヤーは、今現在では行っていない」

のと、同じ理由で、おすすめすることは出来ません。

・・・というわけで、京都市に住んでいるある方は、焼き芋を作ろうと、お庭で焚き火をしていたら、市役所の職員が駆けつけて、怒られてしまった、という実話もある位なのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

このように、スーパーの焼き芋はなぜ甘いのかという理由や、焚き火で焼き芋は禁止されているのかなどについては、様々な理由があるのです。

あなたも、この冬はお手軽な、スーパーの石焼き芋を買って、美味しく食べて楽しんで下さいね!(^^)