あなたは、猛暑日という気象用語が、いつから使い始められたのか知っていますか?

私、かけらが住む所では、この3連休も猛暑日なので、調べてみると流行語大賞を取っていたので、ビックリしてしまいました!

あと、酷暑日って最近は、あまり聞かないので、

「もしかしたら、猛暑日の上が酷暑日なの?」

なんて、思ってしまいましたが、これは全くのデタラメでした。

私の世代って、夏と言えば、扇風機と蚊取り線香が定番で、あとは、プールに行くか、水風呂を浴びて猛暑の対策にしていました。

でも、最近では、クーラー1部屋1台が当たり前ですし、熱中症対策に経口補水液が、お店で売っていたりします。

これって、確実に地球温暖化の影響を、受けているのではないでしょうか?

そこで、今回は、猛暑日が制定されたのは、いつからでなぜなのか?原因である、地球温暖化との関係や、流行語大賞を取ったのか、酷暑日との違いなどについて分かりやすく解説します。

猛暑日はいつからでなぜなの?



猛暑日の歴史は割と新しく、2007年4月1日に、気象庁が予報用語の改正を行って、日中の最高気温が35度以上ある日を、猛暑日と名付けました。

なぜなのか?というその理由は、言うまでもなく、日中の最高気温が35度以上ある日が、20世紀末頃から多くなって、増えて来たからなんですね。

・・・というわけで、私が子供の時の夏より、今の夏の方が暑く感じるのは、単に年を取った勘違いではなかったんですね!(^^)

猛暑日が制定されたのは地球温暖化が原因なの?

その答えをお話する前に、地球温暖化について分かりやすく解説します。

実は1970年代に「地球寒冷化説」という説があって、それを、本気で研究している人たちがいたのです。

けれども、科学的根拠を調べて行くうちに、

「実際には、地球寒冷化とは逆で、地球は温暖化している!」

という、当時としては、画期的な発見がなされたのです。

また、航空宇宙技術の発達により、地球全体の気象は、様々な角度から観察されるようになり「地球温暖化」が、大きく問題視されるようになりました。

この対策としては、1997年に「京都議定書」が国際的に約束されて、オゾン層の破壊を食い止めるべく、二酸化炭素排出規制の方向性が、打ち出されたのです。

・・・というわけで、この「京都議定書」から、ちょうど10年後の、2007年に猛暑日が制定された、というワケなんですね!

猛暑日は流行語大賞を取ったの?

これは、大賞は逃しましたが「トップ10賞」には残ったので、当時熊谷市直実商店会会長の、瀧沢寧和さんが、受賞しています。

・・・というわけで、2007年の流行語大賞は、石川遼さんの「ハニカミ王子」と、 東国原英夫さんの「どげんかせんといかん」が受賞しました。

猛暑日と酷暑日の違いとは?

酷暑日とは、猛暑日の俗称で、

「厳しい暑さの日」

という意味があります。

・・・というわけで、昔は、気温が35度を超える日が少なかったので、気象庁がたまに使っていた言葉だったんですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

このように、猛暑日が制定されたのは、いつからでなぜなのか?原因である、地球温暖化との関係や、流行語大賞を取ったのか、酷暑日との違いなどには、様々な経緯があったのです。

あなたも、猛暑日には、小まめに水分を取って、熱中症にならないように、気をつけて下さいね!(^^)