毎年1月の成人の日、7月の海の日、9月の敬老の日、10月の体育の日の4つは、ハッピーマンデーでお休みですよね?

でも、あなたは、ハッピーマンデー制度って、誰が決めたのか知っていますか?

私、かけらは、今日まで全く知らなかったので、早速調べてみることにしました。

すると、なんと!超有名な、ある人物だったので、ビックリしてしまいました!

そこで、今回は、ハッピーマンデー制度の紹介と、なぜ4つしか無いのか?いつ誰が決めたのか?その時の政権と内閣総理大臣は誰だったのか?などについて分かりやすく解説します。

ハッピーマンデー制度とは?



ハッピーマンデーは、まずはじめに1990年代に公務員や、中小企業にまで週休二日制が浸透しました。

よって、土日の二日間が休みとなったので、祝日を平日の月曜日に移行して、三連休とし、国民にお休みを楽しんでもらおうという主旨で制定されました。

・・・というわけで、ハッピーマンデー制度は、当時の政府が、国民の消費活動をうながして、景気の底上げを図るための、政策の一環として、定められたんですね。

ハッピーマンデーは、なぜ4つしか無いの?

ハッピーマンデーは、まずはじめに西暦2000年1月の「成人に日」が、旧1月15日から、1月の第2月曜日に移行されて、始まりました。

そして、同年「体育の日」が、旧10月10日から、10月の第2月曜日に移行され、2つ目のハッピーマンデーとなりました。

続きましては、2003年7月の「海の日」が、旧7月20日から、7月の第3月曜日に移行され、3つ目のハッピーマンデーとなりました。

最後に、同年9月の「敬老の日」が、旧9月15日から、9月の第3月曜日に移行され、4つ目のハッピーマンデーとなったのです。

では、なぜ4つしか無いのか?という、その答えをお話する前に、5つ目、6つ目のハッピーマンデーが、生まれそうになったお話をします。

実は、2007年の5月に、当時の第一次安倍内閣のもと、11月23日の「勤労感謝の日」と「体育の日」を11月3日の「文化の日」前後に移行して、

「秋の大型5連休構想(シルバーウィーク構想)」

という構想が、本気で自民・公明連立与党政権で、検討されたことがあったのです。

けれども、与党である、自民党の内部から、

「それじゃあ、祝日の本来の意味が、まったく失われてしまうじゃないか!」

という、反論の声が大きく上がったので、実現しなかった、という経緯があったのです。

・・・というわけで、今でも特に1月第2月曜日の「成人の日」だけは、絶対に本来の1月15日は、あり得ませんので、批判の声も高いのです。

ハッピーマンデーは、いつ決まったの?

「成人の日」と「体育の日」に関しては、1998年10月21日に「平成10年法律第141号」として、閣議決定しました。

「海の日」と「敬老の日」は、2001年6月22日に「平成13年法律第59号」として、閣議決定しました。

・・・というわけで、それぞれ2年後の、2000年と2003年から、この法律が適用されたのです。

ハッピーマンデーが決まった時の政権と内閣総理大臣は?

1998年10月21日の「平成10年法律第141号」が決まった時の政権は、自民党で、内閣総理大臣は小渕恵三氏です。

また、2001年6月22日の「平成13年法律第59号」が決まった時の政権は、自民党で、内閣総理大臣は小泉純一郎氏です。

・・・というわけで、果たしてこの二人が推進したからこそ、ハッピーマンデー制度が決まったのでしょうか?

3連休がなくなる?「海の日」めぐり国会で大論争(14/11/06)

それでは、ハッピーマンデー制度について報道された「3連休がなくなる?「海の日」めぐり国会で大論争(14/11/06)」という、動画を見つけましたので、ぜひ最後まで観て、お勉強して下さいね!

ハッピーマンデーは結局、誰が決めたの?

日本は民主主義国家です。

従いまして、一個人の都合で、法律を作ることは出来ません。

確かに内閣総理大臣を任命する権限は、天皇陛下にあります。

けれども、それとて、日本国民が選挙で選んだ、国会議員が集まる国会の指名よって、内閣総理大臣を任命すると、日本国憲法で定められています。

国民主権、というワケです。

つまり、ハッピーマンデー制度を決めた人とは、当時の政権や内閣総理大臣ではなく、選挙で投票して国会議員を決めた、当時20歳以上の日本国民全員であると言えます。

・・・というわけで、1998年と、2001年に選挙権を持っていた、私かけらや、あなた、またはあなたのご両親たち全員で、ハッピーマンデー制度は決められたのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

このように、ハッピーマンデー制度が、なぜ4つしか無いのか?いつ誰が決めたのか?その時の政権や内閣総理大臣は誰だったのか?などには、様々な理由があるのです。

あなたも、ハッピーマンデーの月曜日には、3連休を有効に活用して過ごして、ハッピーに楽しんで下さいね!(^^)